1999年11月8日

ドイツ:Braunschweigロマネスクとゴシック探索


昨日の土曜日は、また電車にのり、ここWolfsburgから南へ各駅停車で3つ目、時間で約25分間、電車代は5.90DM(ドイツ・マルク)(約360円)のBraunschweigブラウンシュヴェイグ(英語でBrunswick)へ散歩に行ってきた。
このBraunschweigは、なかなかの町というか都市だった。大きさや、繁華街の感じが静岡市に良く似ている。丁度、静岡のお堀の近くの感じだ。デパートも有る比較的大きな商店街と12世紀の時代の建物や姿はそのものだがそれを14世紀や近代に立て直した教会、城、大聖堂、ホール(公会堂)、将軍やライオンの銅像などが近くに集まっていて、現代のショッピング、レストラン街と中世のロマネスク(12世紀)とゴシック (13、14世紀)の雰囲気が混在しながらマッチしている。
Dom St. Blasii(聖ブラッシイ・ドーム)と呼ばれているおそらBraunschweig唯一の大聖堂の中に入ってみた。 説明書(英語版)によると最初は12世紀後半に建造され、その後改修されているが、ロマネスク調とのこと。内部は、20〜30mの高さの吹き抜けで、前方の祭壇に対し縦長の長方形の室内は、祭壇正面に向かって参列者用の木の椅子がマトリックス状に並べられ、その両サイドに柱の列で区切られた祭壇に向かう身廊(廊下、通路)がついている。 室内には壁画や彫刻、窓にはステンドグラスが取付けられ、本物のパイプオルガンが演奏者により演奏されていた。 やはり、ドイツや欧州はアメリカと違い、歴史や文化が有るなあと少し感心した。
しかし、天平時代から鎌倉時代、江戸から明治と経てきた日本の歴史、文化も、内容や方向は違うが、欧州に負けないと思う。 ただドイツで一つ気になることは、街を歩く人だけでなく店の人も、大抵大変まじめな顔をしていてちっともほとんど笑顔を見せないことだ。時間が経ち、気心を知れた人にしか笑顔を見せないような感じがする。気質がまじめで厳しいことは確かと思う が・・・。
ゲルマン系の女性は、一般的には、大柄でがっしりしているというか、し過ぎている。 私が殴られたらどこかへすっ飛ばかされそうだ。やはり、日本と言うかアジア系が懐かしい。
今日の日曜日は、夜に日本から友人が一人来る予定なので、Hannoverまで出迎えに行 くついでに観光をしようかと思っている。Hannoverは、Wolfsburgから西に80Km位にある大都市で、車で1時間、準特急電車で30分間位だ。