2007年2月12日

インド:2年ぶりのチェンナイは車の洪水!


我が家を朝5:30に起床。
成田10:30発マレーシア航空ボーイング777-200でクアラルンプール(Kuala Lumpur)へ、そこからA330でチェンナイ(Chennai)21:40(現地)に到着した。
チェンナイ空港の気温は25℃位で快適だった。

チェンナイは、道路沿線の景色も、街を行く人々の服装も、2年前とあまり変わっていないなあとの印象だった。
サリーを纏った女性、王様のように散歩する牛達、土埃の側道とそこを行き来する人々、点在するゴミの山などなど。
インド5000年の歴史と全てのものは土に帰るとの思想は、これから先も脈々と流れ続けて行くのだろう。

そのインドにも、車社会の波が押し寄せている。
しかし、道路舗装の遅れ、道路幅の狭さ、交差点の信号未整備などインフラが遅れ、交通ルールやマナーと言う概念が未だ無いことで、道路交通は混沌としており、ブラウン運動と言うか芋を洗うような混乱である。
空きあらば車道でも歩道でも空き地でもどこでも突入して行く車、車と車の間には左右前後とも隙が無い!
その無い隙にバイクや人や牛が入り込む、隙詰めのためサイドミラーは収納したり外したりして使う事は無い。
車同士の接触は日常茶飯事で、30分も乗せてもらっていれば冷や汗と眩暈でドウッと疲れ、一日分のエネルギーが消耗してしまう。
5年ほど前の上海でも交通渋滞と自分最優先の運転で驚いたが、今のチェンナイはそれ以上である。
インドに車を増やし続ける事は、未だ時期尚早ではないだろうか?

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