2004年9月6日

南アフリカ:アフリカの動物たちとの出会い


9/1から南アフリカは春になった。
先週末、朝10:00にロッジを出発し、私のイメージにあるアフリカを求めに出かけた。

現地の人の車で、走れど走れど続く広大な高原を、100km/H以上で突っ走り、巨大なサボテンの群生を抜け、道路を横切る猿を避けながら、約40分、アドゥ象国立公園(Addo Elephant National Park)に着いた。

ここには、200頭以上の象たちがしま馬、バッファロー、ライオン、ダチョウなどと一緒に自然の中で生活しているとのこと。
非常に広大なサファリパークと言ったところだ。
朝11:00頃に入園し、車で約3時間、時々車を降りながら、55km程をゆっくり走り回った。
それでも未だ三分の一位らしい。

初めは曇りで少し気温が低かった為か、ダチョウ、しま馬、バック、イノシシ、陸亀などは見られたが、象にはなかなか出会うことが出来なかった。
昼を過ぎると太陽が輝き、気温が高くなってきた。
象は、暑さが苦手で、暑くなると水を求めて川や池に出て来るため、気温の上昇につれ次第に象が水の周辺に集まってくる。
幸運にも80頭位の象が順番を作って水を求めている光景を見ることが出来た。
巨大なアフリカ象が、80頭ほども集まり非常に壮観であるが、臭いも凄い!
それでも見飽きずに30分ほど観察していた。
象が隠れていて全く見られない日も有るそうだ。
残念ながら、ライオンはどこかに隠れて眠っているようで全く見られなかった。

少しはアフリカに来たような感じがしてきた。が、未だ何となくスッキリしないのは何故なのだろうか。
更にアフリカを求めてエリザベスポートのライオン・パークへ行ってみた。

ここでは、キリン、シマウマ、バッファローが放し飼いにされているが、ライオンとトラは柵に囲まれ他の動物と分けられている。
経済発展を望む南アフリカでの動物たちとの共存はこのような形でしか成り立たないのだろう。

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