2004年5月25日

インド：チェンナイ（前マドラス）に降り立つ

予定通り5/24PM10:00頃チェンナイ空港に到着した。
この地名は、前名マドラスが元の地名チェンナイに戻ったものである。
初めてのインドは、気温30℃程度と平年より10℃程低く、私にはありがたい異常だ。

友人に出迎えてもらい空港から車で約15分で宿泊するホテルROYAL MERIDIENにチェックインしたのがPM11:00頃。
このホテルはチェンナイでトップクラスとのことで外観も部屋も快適だ。

翌朝、友人がホテルでピックアップしてくれ、車で約一時間の仕事先に向か った。
途中の沿道は、インドであった！
サリーを纏った女性、褐色の肌、裸足の人、それに我が物顔で道路の真中を陣取る牛達など正にインドの風景だった。
そんな景色を見ながら、道路が日本ほど狭いのに、運転手は80Km/H位で飛ばし続け、トラックやバスをクラクションを鳴らしながら追い抜いていく。
人もオートバイも紙一重でかわしながら飛ばすのだから事故が起きない方が不思議だ。
他の乗用車も同じ様な走り方だ。
インド人は、神聖で穏やかな顔をしているのだが、本当は気が短いのだろうか、または競争心が強いのか、それともハンドルを握ると性格が変わる二重人格か？
車酔いしそうな運転に耐えながら、インドの一端を垣間見ながら、自然との一体化と神聖さを感じてしまった。

尚、追加だが、チェンナイが位置する州の法律は、40室以上のホテル以外での酒の販売を禁止している。
それに違反してビールを出していた日本食を含むレストランが我々の出張にあわせ摘発された。
従い、今回のインドでは日本食はゼロで、インド料理（ホテル）と韓国料理を堪能した。
韓国料理店は、摘発にもかかわらず、図太く隠してビールを飲ませてくれる。
その逞しさに頭を下げ感謝する。

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